エアバスは2014年7月31日、ANAホールディングスがA320neoファミリーを30機、確定発注に切り替えたと発表しました。2014年3月に購入が表明されていたもので、機材の内訳はA320neoが7機、A321neoが23機です。ANAはこの発注により、単通路機のうち737-500とA320を数年かけて更新します。引き渡しは2016年からの予定です。
エアバスはANAがA320neoファミリーの日本で最初に運航する航空会社となることを歓迎するとコメントを発表しています。
また、エアバスはANAが確定発注したA320neoファミリーにはプラット･アンド･ホイットニーのPW1100G-JMエンジンを搭載すると発表しています。このエンジンは日本航空機エンジン協会(JAEC)を通じて、IHI、川崎重工業、三菱重工業の3社ファン、低圧圧縮機、燃焼器、低圧シャフトを供給しています。
A320neo初号機の組立は完了しており、PW1100G-JMエンジン、塗装も終え、ロールアウトしています。現在は初飛行に向けた地上でのテストを進めており、初飛行は2014年第3四半期の予定です。引き渡しは2015年第4四半期を予定しています。
