自衛隊の主要航空機保有数が平成26(2014)年版「防衛白書」で発表されています。これによると2014年3月31日現在、陸上自衛隊に446機、海上自衛隊に169機、航空自衛隊に443機、合計1058機と2013年版から4機減となりました。
海上自衛隊のP-1は2013年に4機と記載されましたが、2014年版では記載が無くなりました。P-3は73機と2機減少しています。海上自衛隊では回転翼の機数は変更ありませんが、SH-60Jが3機減、変わりにSH-60Kが3機増となっています。陸自ではCH-47J/JA、UH-60JAがそれぞれ2機ずつ増加しました。
航空自衛隊はF-4EJが60機と、2013年から2機減少しています。
陸・海・空の各自衛隊別、機種別の機数は以下の通りです。
■陸上自衛隊：446機
＜固定翼＞9機 (2012年：10機、2013年：9機)
・LR-1：2機（連絡偵察） / 2012年：3機、2013年：2機
・LR-2：7機（連絡偵察） / 2012年：7機、2013年：7機
＜回転翼＞437機 (2012年：438機、2013年433機)
・AH-1S：70機（対戦車） / 2012年：73機、2013年：70機
・OH-6D：84機（観測） / 2012年：90機、2013年：84機
・OH-1：38機（観測） / 2012年：34機、2013年：38機
・UH-1H/J：141機（多用途） / 2012年：145機、2013年：141機
◎CH-47J/JA：58機（輸送） / 2012年：55機、2013年：56機
◎UH-60JA：36機（多用途） / 2012年：31機、2013年：34機
・AH-64D：10機（戦闘） / 2012年：10機、2013年：10機
■海上自衛隊：169機
＜固定翼＞73機 (2012年：78機、2013年：79機)
◎P-3C：73機（哨戒） / 2012年：78機、2013年：75機
◎P-1：記載なし / 2012年：0機、2013年：4機
＜回転翼＞96機 (2012年：98機、2013年：96機)
◎SH-60J：43機（哨戒） / 2012年：49機、2013年：46機
◎SH-60K：42機（哨戒） / 2012年：37機、2013年：39機
・MH-53E：6機（掃海・輸送） / 2012年：7機、2013年：6機
・MCH-101：5機（掃海・輸送） / 2012年：5機、2013年：5機
■航空自衛隊：443機
＜固定翼＞428機 (2012年：437機、2013年：430機)
・F-15J/DJ：201機（戦闘） / 2012年：201機、2013年：201機
◎F-4EJ：60機(うちF-4EJ改 56機)（戦闘）/ 2012年：63機(F-4EJ改：56機)、2013年：62機(F-4EJ改 55機)
・F-2A/B：92機（戦闘） / 2012年：97機、2013年：92機
・RF-4E/EJ：13機（偵察） / 2012年：13機、2013年：13機
・C-1：26機（輸送） / 2012年：26機、2013年：25機
・C-130H：15機（輸送） / 2012年：15機、2013年：15機
・KC-767：4機（空中給油・輸送） / 2012年：4機、2013年：4機
・KC-130H：1機（空中給油機能付加） / 2012年：1機、2013年：1機
・E-2C：13機（早期警戒） / 2012年：13機、2013年：13機
・E-767：4機（早期警戒管制） / 2012年：4機、2013年：4機
＜回転翼＞15機
・CH-47J：15機（輸送） / 2012年：15機、2013年：15機