スカンジナビア航空(SAS)は機内リニューアルの一環で、2015年にもドイツの特殊ガラスメーカー、ショット開発した航空機キャビン用LED照明「HelioJet SpectrumCC」を採用します。この照明システムは、ショットとルフトハンザテクニークが協力、設計、開発した製品です。
この照明は、LED技術の利点を取り入れ、経年劣化による色の変化を回避できます。スカンジナビア航空が導入する最新製品の「HelioJet SpectrumCC」は、RGBW(赤、緑、青、白)の4色を照射できる装置です。このLED照明の導入で、フライト中の時間帯やシーンにあわせた照明の調整が可能になり、フライト中の機内での時間がより快適に過ごすことが出来るようになります。
スカンジナビア航空はリニューアルを進めるA330-300、A340-300の7機に装備する予定です。なお、2014年12月にもスカンジナビア航空の機材に「HelioJet SpectrumCC」を搭載し、認証を取得し、2015年にも営業飛行を予定しています。