イギリスの王位継承順位第2位のケンブリッジ公ウィリアム王子が、来春から民間救急ヘリのパイロットに就職します。BBCが2014年8月7日に伝えています。
ウィリアム王子は、2013年9月まで空軍大尉としてシーキング捜索救難ヘリコプターの機長を務めていました。来春から就職するイースト・アングリアン・エア・アンビュランス(East Anglian Air Ambulance)は、2機のヘリコプターを運用しており、ウィリアム王子はケンブリッジ空港をベースにEC145 T2で昼夜の飛行任務に就きます。
この仕事に就くためにウィリアム王子は、5カ月間の訓練を受け14の試験や飛行試験を受けてライセンスを取得します。当初は副操縦士ですが、機長資格も取得する予定です。この仕事の給料はすべて慈善団体に寄付するそうです。
ちなみに弟のハリー王子(ヘンリー・オブ・ウェールズ王子)も、イギリス陸軍大尉でアパッチ・ヘリコプターの機長資格を持ち、アフガニスタンで実戦を経験しています。