中国海軍空母「遼寧」、航空機を36機搭載

中国海軍空母「遼寧」、航空機を36機搭載

中国海軍の空母「遼寧」は、36機の航空機を搭載する模様です。中国の新華社が2014年8月28日に伝えています。

36機の内訳は、Z-18J(直-18J)早期警戒ヘリコプター4機と、Z-18F(直-18F)対潜ヘリコプター6機、Z-9C(直-9C)救難ヘリコプター2機、J-15(殲-15)艦上戦闘機24機となっています。

Z-18はフランスのSA321シュペルフルロンをコピーしたZ-8を発展させた大型のヘリコプターで、早期警戒レーダを搭載したZ-18Jと対潜哨戒型のZ-18Fが搭載されます。Z-9CもフランスのAS565パンテル(AS365の軍用型)のライセンス生産機です。遼寧の攻撃力となるJ-15は、スホーイSu-33シーフランカーを参考に開発された戦闘機です。

新華社の報道によると、中国海軍はアメリカや日本の潜水艦を脅威と見ており、沖合やシーレーンでの対潜能力の向上を目指しています。遼寧は対潜作戦の中心と考えられているようです。

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