国土交通省、観光振興で地方空港、地方航空ネットワーク活性化めざす

国土交通省、観光振興で地方空港、地方航空ネットワーク活性化めざす

国土交通省は2015(平成27)年度の概算要求で、観光振興をめざし地方航空ネットワークの活性化、地方における外国人旅行者等の空港受入体制の充実を掲げています。要求額は2014年度の1.14倍となる433億円です。

地方空港・地方航空ネットワークの活性化では、那覇空港を活用した沖縄県と国内外を結ぶ人、物の拠点として沖縄振興を図るための滑走路増設事業の継続します。また、地域主体で路線維持に向けた需要喚起の取組のうち、モデル的取組に実証調査を行うほか、離島航空路線に就航する航空機購入費補助、地方航空路線の維持・充実の取組を総合的を継続支援します。

また、訪日外国人旅行者や空港利用者の利便性向上をめざした空港機能の整備、関係省庁と連携した地方空港でのCIQ体制の充実等の取組を推進します。2014年夏スケジュールの期初計画では、地方26空港で週591便の国際線旅客便が定期便として就航しています。

■地方空港の国際線定期便就航便数
新千歳空港 (9都市65便)
釧路空港 (1都市1便)
函館空港 (1都市7便)
青森空港 (1都市3便)
秋田空港 (1都市3便)
仙台空港 (6都市15便)
富山空港 (4都市12便)
新潟空港 (3都市12便)
茨城空港 (1都市6便)
静岡空港 (4都市17便)
小松空港 (3都市15便)
岡山空港 (4都市18便)
広島空港 (6都市38便)
米子空港 (1都市3便)
高松空港 (3都市11便)
松山空港 (2都市5便)
福岡空港 (20都市246便)
大分空港 (1都市2便)
佐賀空港 (1都市3便)
熊本空港 (1都市3便)
宮崎空港 (2都市6便)
鹿児島空港 (4都市11便)
那覇空港 (7都市78便)

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