ボーイング、厦門航空向け初の787を引き渡し 中国では3社目

ボーイング、厦門航空向け初の787を引き渡し 中国では3社目

ボーイングは2014年8月29日、厦門航空に初めてとなる787-8をデリバリーしたと発表しました。機体記号(レジ)「B-2768」で、この機体はボーイング機材のみで運航する厦門航空にとって初のワイドボディ機となります。

厦門航空 787-8 初号機 B-2768

厦門航空では787の導入により、国際線展開の主力機として運航します。同社は6機の787を発注しており、厦門発着でヨーロッパ、北米、オーストラリア路線を展開します。

なお、厦門航空は737を100機、757を5機保有し、2015年までに150機体制にまで増機する計画です。主力は737-800で、すでに80機超を保有しています。

ボーイングが中国の航空会社に引き渡した787は、中国南方航空、海南航空に続きこれで3社目となります。ボーイングは厦門航空向けに飛行訓練、整備支援システムの「Airplane Health Management(AHM)」、電子チャートと航法データ、およびメンテナンスパフォーマンスツールなど、787の運航を支援する包括的なサービスを提供します。

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