ヴァージン・アトランティック航空が設立したイギリス国内線のブランド「リトル・レッド」は運休を検討している模様です。イギリスのサンデー・タイムズが2014年9月7日付で報じています。
リトル・レッドはロンドン・ヒースロー発着でマンチェスター、エディンバラ、アバディーンの3路線に就航しており、エア・リンガスのA320をウェットリースし、機体はヴァージン・アトランティックの塗装となっています。
ブリティッシュ・エアウェイズがルフトハンザ・グループからBMIを買収することに伴い、ロンドン・ヒースロー空港の発着枠を獲得したことでイギリス国内線を手頃な価格で提供することを目的に就航しました。記事では搭乗率は30%台に留まることもあるとしています。
また、これを受けて航空業界紙のATWは9月8日付で、「コメントするには時期尚早」とヴァージン・アトランティック航空の担当者の談話を紹介しています。なお、ヴァージン・アトランティック航空は日本路線の撤退など、路線再編を打ち出しています。