アメリカの格安航空会社(LCC)、フロンティア航空は2014年9月9日、デンバー国際空港で同社の新たな塗装を発表しました。1950年代、1970年代に機体に採用した一部デザインを復活させ、現代的なデザインを新たに取り入れ、未来への架け橋をイメージしたものとなっています。
フロンティア「FRONTIER」と胴体に描いた文字は現在のシルバーからグリーンへ変更します。「F」は1978年4月に導入されたデザインを復活させ、オバマ大統領が使用したことでも知られるゴッサム(Gotham)書体で描かれます。この「FRONTIER」の文字下には1950年代のDC-3の機体に描かれていた「矢」を復活させ、前進するイメージを表します。
エンジンナセルを現在のグリーンに加え、アクセントとしてブルーを加えます。ブルーはシャークレットにもブルーを採用し、地球や空へのつながりをイメージさせます。また、機体後部で「矢」の羽の上にはウェブサイトのURLを記します。
また、特徴の尾翼の動物は引き続き現在と同じく、各機体により描かれます。この動物の愛称は機材前方に記されます。
フロンティア航空のロゴ変更は設立当初の1950年代、「矢」採用していた2代目の1958年、復活した「F」のロゴの3代目の1978年、その後の1984年、2003年、2013年と数えて7回目となります。