カタール航空、初のA380がドーハ・ハマド国際空港に到着【画像】

カタール航空、初のA380がドーハ・ハマド国際空港に到着【画像】

カタール航空で初めてのA380、「A7-APA」が2014年9月18日、ドーハ・ハマド国際空港に到着しました。QR3380便として、ハンブルク・フィンケンヴェルダー空港からドーハへ飛行しました。

A7-APA ハマド到着

A380については、今後、良い交渉が得られれば、さらに発注する可能性もあるとしています。ただし、発注の前にA380の性能が想定通りのパフォーマンスを確認する必要があるとしています。特に、カタール航空は2年前に受領予定をA380の主翼クラックを受け、スロットを遅らせており、こうした性能面、燃費などを考慮し、検討するとしています。カタール航空は10機を確定、3機をオプションで発注しています。

A7-APA

このA380はドーハ発着でロンドン、パリ線に投入します。カタール航空ではこの機材は今後のフラッグシップ機として運航、特に需要の多い路線に投入する方針です。なお、予定では10月10日のドーハ発ロンドン行きQR001便で、投入されます。

A7-APA機内

カタール航空のアクバル・アル=バーキルCEOは、A380で他の中東の航空会社との違いについて質問され「ぜひ乗ってもらいたい。機内でその違いは分かる」と応え、上級クラス、エコノミーともサービスが行き届いていることをアピールしました。

A7-APAとA7-APB

なお、カタール航空のA380はファースト、ビジネスともに2階部分に設けられ、ファースト8席、ビジネス48席です。また、上級クラス向けのラウンジも2階の機体中央部に設けられています。また、エコノミーは461席で、計517席仕様です。



※画像のうち、最上段はオンライン中継から、他はカタール航空

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