オーロラ航空、択捉島の新空港イトゥルプ空港に乗り入れ

オーロラ航空、択捉島の新空港イトゥルプ空港に乗り入れ

オーロラ航空は2014年9月22日、ユジノサハリンスク/イトゥルップ島(択捉島)線で新空港、イトゥルプ空港への乗り入れを開始しました。9月17日には開港前の試験飛行を行った後、旅客を乗せて運航しました。

オーロラ イトゥルプ空港

これまでイトゥルップ島では、ブレヴェスニク空港(天寧飛行場)を使用していましたが、霧が濃く、欠航も多いことから、新空港を開設したものです。

正式に運用開始後は現在、定期便が就航するユジノサハリンスク線に加え、ウラジオストク、ハバロフスク、ペトロパブロフスク・カムチャツキーを結ぶ航路が検討されています。また、インタファクス通信などでは必要であれば日本との路線も可能だとのロシア当局者の発言を紹介しています。

滑走路は13/31の2,300メートルで、アントノフAn-74-200の離着陸が可能な42メートル幅です。ブレヴェスニク空港は引き続き運営を継続しますが、イトゥルプ空港の代替空港となります。サハリン政府は2015年夏までに、すべての必要な手続きを行い、完全移行を計画しています。

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