航空・防衛部品製造を手がけるデュコマンは2014年9月25日、737 MAX向けのスポイラー製造について、ボーイングから受注したと発表しました。737 MAXはボーイングが開発中の737Next Generationの後継機です。デュコマンはカリフォルニア州ロサンゼルス郊外のモンロビア工場で、スポイラー製造を行います。
デュコマンは創業時から、737向けに構造品を提供しています。2014年初めには、737 MAXのジェット推進、逆噴射装置に使用するエンジンの入口隔壁、構造チタンアセンブリの製造も手がけます。
737 MAXはこれまでの737ファミリーより燃費効率が高められた単通路機で、2016年に初飛行し、2017年に航空会社に引き渡しが予定されています。これまで2,200機の発注を得ている機材です。