アメリカ空軍の無人宇宙機X-37Bが、2014年10月14日、22カ月間の宇宙飛行を終えて、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地に着陸する模様です。Reutersが報じています。
X-37Bは、ボーイングが製造した全長約9メートルの小型無人シャトルで、1号機が2010年4月に打ち上げられ8カ月間宇宙に滞在し、2号機は2011年3月に打ち上げられ15カ月間宇宙に滞在しました。今回帰還するのは、2012年12月11日にフロリダ州ケープカナベラル基地からアトラスVロケットで打ち上げられた1号機2回目の飛行で、任務などは明らかにされていません。
アメリカ空軍は、X-37B用にNASAからフロリダ州ケネディー宇宙センターの施設を借りることを先週決めており、スペースシャトルの滑走路を着陸に使用する研究を進めています。