ジョージH.W.ブッシュCSGがスエズ運河を通り地中海へ

ジョージH.W.ブッシュCSGがスエズ運河を通り地中海へ

アメリカ海軍は、2014年10月27日、空母USSジョージH.W.ブッシュ(CVN-77)を旗艦とする空母打撃群(GHWB CSG)が、紅海からスエズ運河を通り地中海に抜け、第5艦隊担当海域(AOR)から第6艦隊AORに入ったと発表しました。

USSジョージH.W.ブッシュ

GHWB CSGは2014年2月15日にアメリカ東海岸を出港し、3月20日から第5艦隊AORでアフガニスタン作戦支援やイスラム過激派「イスラム国(ISIL/ISIS)」への偵察・攻撃を実施してきました。活動の中心は空母搭載の第8空母航空団(CVW-8)ですが、随伴のイージス巡洋艦USSフィリピン・シー(CG-58)とイージス駆逐艦USSアーレイ・バーク(DDG-51)もISILへ47発のトマホーク巡航ミサイルを発射しました。

今後GHWB CSGは、第6艦隊AORの地中海をパトロール航海するとともに、沿岸の同盟国を親善訪問しながら帰国の途につきます。11月にはバージニア州ノーフォークなどに帰港する予定です。

■空母ジョージH.W.ブッシュ 搭載CVW-8飛行隊 / 搭載機
・第31戦闘攻撃飛行隊(VFA-31)トムキャッターズ F/A-18E
・第213戦闘攻撃飛行隊(VFA-213)ブラックライオンズ F/A-18F
・第15戦闘攻撃飛行隊(VFA-15)バリオンズ F/A-18C(N)
・第87戦闘攻撃飛行隊(VFA-87)ゴールデンウォーリアーズ F/A-18C(N)
・第134電子攻撃飛行隊(VAQ-134)ガルーダズ EA-6B
・第124早期警戒飛行隊(VAW-124)ベアエーセス E-2C
・第9海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-9)トライデンツ MH-60S
・第70海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-70)スパルタンズ MH-60R

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