イギリス空軍のタイフーン、同時に2発のペイブウェイIVを投下

イギリス空軍のタイフーン、同時に2発のペイブウェイIVを投下

BAEシステムズは、2014年11月4日、タイフーン戦闘機から同時に2発のペイブウェイIV精密誘導兵器を投下する一連の試験を、完了したと発表しました。この試験はイギリス空軍とレイセオンUKと協力して行ったもので、イギリス空軍のタイフーンから複数の目標に複数のペイブウェイIVを投下する初めての試験でした。

タイフーン戦闘機 2発のペイブウェイIV精密誘導兵器を投下

試験に使用されたタイフーンは、最新のフェーズ1強化パッケージ(P1Eb)を装備した機体で、タイフーン・トランシェ2の空対地能力をフルに活用することができます。自機から目標へレーザーを照射して投下したり、GPS誘導のみで投下するなど、P1EbとペイブウェイIVの空対地能力を実証しました。

タイフーンのテストパイロットSteve Formoso氏によると「P1Ebを装備したタイフーンは、同時に複数目標を攻撃できるペイブウェイIVを6発搭載することができる」と話しています。

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