三菱重工、タンパ国際空港の新交通システム建設工事を受注

三菱重工、タンパ国際空港の新交通システム建設工事を受注

三菱重工業は2014年11月6日、住友商事株式会社の協力により、アメリカ・フロリダ州のタンパ国際空港向けに新交通システム(APM)の建設工事を受注したと発表しました。納入完了は2017年の予定です。

三菱重工は2014年7月にオーランド国際空港でも新交通システム建設工事を受注しており、アメリカ向けの受注はこれで8システム目です。また、フロリダ州の主要空港すべてで三菱重工のシステムが導入されます。

タンパ国際空港は、1970年代に世界で初めてターミナル間を結ぶ新交通システムを導入した空港で、現在はターミナルの近代化、レンタカー施設の建設が計画され、この施設を結ぶ新たな路線の建設が急務となっています。三菱重工はおよそ2.3キロを結ぶ路線のシステム新設、車両計12両を供給します。

あわせて、営業運転開始から5年間の運行、保守も受注しています。契約は10年間のオプションも含まれています。

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