ボーイング、中国AVICグループと777向け複合尾翼の一部生産を契約

ボーイング、中国AVICグループと777向け複合尾翼の一部生産を契約

ボーイングは2014年11月11日、中国航空工業集団(AVIC)グループと777向け複合尾翼の一部を生産することで合意したと発表しました。AVIC瀋陽商業航空機(SACC)とAVICインターナショナルによる契約で、2017年から生産を開始します。

AVICグループが生産する部分は、垂直尾翼と水平尾翼のボックスパネルを生産するため、2014年初めにボーイングとAVICが署名した契約を受けたものです。生産は、SACCの瀋陽桃仙国際空港近くに設けられる新施設で、777向け垂直尾翼と水平尾翼の部品を製造します。

ボーイングは、今回の契約について、AVICのコミットメントと、同社からの部品調達の増加を受け、今後も緊密に協力していくとしています。

SACCはこれまで、757向けの貨物ドア、尾翼の製造、787の垂直尾翼の一部、737尾翼などを製造、供給しています。

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