ボーイングは日本航空(JAL)と締結している整備支援システム「Airplane Health Management(AHM)」について、B787型にも拡大することを発表した。AHMは、航空機からシステムの状態を表すデータをリアルタイムに送信。そのデータを地上で保存している過去の整備履歴、他社事例などのデ-タベースを利用し、航空機の到着後に必要な整備処置、使用するマニュアルなどの情報を整備士に提供する整備支援システムだ。JALでは現在保有するB777型46機に加え、B787型35機でもAHMを利用する。
JALでは2005年からボーイングのAHMを世界で初めて契約を締結、導入している。