イギリス空軍は、2014年11月11日、アフガニスタンでのトーネードのミッションがすべて完了し、最後の第31飛行隊(No.31 Sqn.)がノーフォーク・マーハム基地に帰還すると発表しました。
イギリス空軍トーネード部隊は、NATOの活動をサポートするためアフガニスタンでのミッションを展開していたもので、2009年6月にハリアー部隊から引き継ぎました。トーネードGR.4はLitening IIIやRAPTOR偵察ポッドを使用して、道路に仕掛けられた爆弾や敵対勢力の活動を地上部隊に知らせると同時に、低空を高速飛行して威嚇したり、攻撃を行いました。
アフガニスタンのカンダハル飛行場を出発したNo.31 Sqn.は、キプロス島のアクロチリ基地を経由して、マーハム基地に帰還します。
NATOは、アフガニスタンに派遣している国際治安支援部隊(ISAF)の活動を、2014年末までに完了する計画です。