エアバスが開発した最新鋭機のA350-900の試験飛行機が2014年11月19日(水)、初めて日本に飛来し、羽田空港に到着しました。15時24分にA滑走路34LにAIB102便が着陸しました。
エアバスは2014年11月17日から、A350-900の試験飛行機、MSN005、機体記号(レジ)「F-WWYB」を使い、アジアツアーを行っています。その最初の訪問地、ソウル・金浦空港でアシアナ航空を訪問し、金浦空港からAIB102便として羽田空港に到着しました。
「F-WWYB」は11月19日に羽田に到着、11月20日に航空関係者や報道関係者向けに機内公開などを予定、11月21日に離日する予定です。羽田への訪問は日本航空(JAL)が発注したことを受けたもので、同社には2019年に引き渡しされる予定です。
機体記号(レジ)「F-WWYB」のテスト5号機は2014年6月20日に初飛行した機体で、通常のエアライナーと同様の座席、ギャレーなど客室機能が備えられています。ビジネス1列4席の計42席、エコノミーが1列9席の223席、飛行テストに使用する機器も備えられています。
この機材は、型式証明の取得では、世界各地の主要14空港を巡り、路線実証(ルートプルービングテスト)飛行テストを行いました。