オランダのフォッカー・テクノロジーズは、2014年11月20日、F-35ライトニングII用のドラッグシュート・フェアリングの製造について、ロッキード・マーティンと契約に合意したと発表しました。
ドラッグシュートは、短い滑走路や濡れたり凍結した滑走路に着陸する際に使用するもので、F-35ではノルウェー空軍が最初の採用国となり、カナダとオランダが採用を検討しています。
シュートを収納するフェアリングは、F-35の空力性能とステルス性を損なわないよう設計され、飛行中にシュートとメカを保護し、着陸時にシュートを確実に解放する複雑なものです。フォッカーは、オランダのホーヘフェーンとパーペンドレヒトでこれを生産します。
フォッカーは2001年からF-35計画に参加し、飛行中に開閉するドアなどを製造しています。