ジェットスター・ジャパン、最大110億円追加出資 近く国際線販売で準備も

ジェットスター・ジャパン、最大110億円追加出資 近く国際線販売で準備も

カンタス航空は2014年11月28日、赤字が続くジェットスター・ジャパンへ追加資金を投入すると発表しました。追加資金の投入で、日本国内線のネットワーク強化と2015年初頭の国際線就航の準備に対応します。カンタスの発表では、ジェットスター・ジャパンが12月末を前に国際線の航空券を販売することを強調しており、同社の赤字体質に加えた準備面を強調しています。

追加出資は、日本航空(JAL)とカンタス航空の双方で最大110億円、いずれも議決権のない株式による増資となります。ジェットスター・ジャパンに出資する議決権ベースの出資比率は、カンタス航空とJALが33.3%ずつ、三菱商事と東京センチュリーリースは16.7%に変化はありません。

ジェットスター・ジャパンはA320を19機保有しており、国内11地点18路線を運航しています。年末までにさらに新機材が導入されると発表しており、国際線就航を前に20機体制となる様です。

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