フィンエアー向けA350-900初号機、最終組立がスタート

フィンエアー向けA350-900初号機、最終組立がスタート

ニュース画像 1枚目:フィンエアー向け A350初号機 機首部分
© Airbus S.A.S.
フィンエアー向け A350初号機 機首部分

フィンエアーにデリバリーされるA350-900の初号機がフランス、トゥールーズの最終組立ライン(FAL)で作業が開始されています。エアバスが2014年12月16日に画像とあわせて発表しました。現在はFALで胴体部分が組み立てられている段階です。

フィンエアーはA350 XWBを受領する世界で3番目の航空会社で、2015年秋にデリバリーされる予定です。A350の製造は製造番号006の機体記号(レジ)「A7-ALA」がカタール航空に12月20日にも引き渡しされ、これを含め8機連続でカタール航空にデリバリーされます。その後はベトナム航空に4機、その後にフィンエアーに製造番号018の機体が引き渡しされます。

胴体の組み立てに続き、主翼の接合、客室の装備と電源投入が行われ、飛行試験を含むデリバリー前のシステムテスト、客室装備の完了作業、塗装などの過程に進みます。

フィンエアーはA350 XWBを19機発注しており、アジア路線、アメリカ路線に投入される予定です。

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