ANA、近く成田発着の国際線の就航計画を発表か U/Lルール対応も注目

ANA、近く成田発着の国際線の就航計画を発表か U/Lルール対応も注目

全日空(ANA)は近く発表する2015年度の路線計画で、成田/ヒューストン線など成田路線での就航、増便を発表する見通しです。航空業界紙の日刊航空が2014年12月10日付で報じています。

同紙が伝えるとことではヒューストン線の就航に加え、クアラルンプール線を14年ぶりに再開、バンコク線とシンガポール線は1日2便体制に増便、ホノルル線の増便も検討されているとしています。また、以前に羽田/イスタンブール線の就航を検討していることも報じられており、羽田路線の拡充も期待されます。

ANAは中期計画で2015年度には成田発着の新規路線の就航を計画しており、「首都圏デュアルハブ計画」を推進します。このため、羽田の発着枠の確保に続く2015年度は、成田に焦点を置いていると見られます。上記の路線以外にも、ヴァージン・アトランティック航空の成田/ロンドン線の撤退により、「ユーズ・イット・オア・ルーズ・イット・ルール(U/Lルール)」の抵触が想定される成田/ロンドン線について、ANAの対応も見どころの1つとなります。

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