オランダとポーランド、ノルウェーがA330 MRTTを共同購入

オランダとポーランド、ノルウェーがA330 MRTTを共同購入

ニュース画像 1枚目:A330 MRTT
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A330 MRTT

オランダとポーランド、ノルウェーは、空中給油・輸送機にエアバスA330 MRTTを選定し、エアバス・ディフェンス・アンド・スペースとの交渉を開始します。

3カ国による空中給油・輸送機導入は、欧州防衛機関(EDA : European Defence Agency)主導による共同購入・共同運用計画で、2019年の運用開始が予定されています。また、新たな計画参加国を歓迎するとしています。

オランダ空軍の発表では購入機数は4機とされ、運用開始は2020年、配備基地は現在KDC-10の2機が配備されているオランダのアイントフォーヘン基地になるとしています。

A330 MRTTはイギリス空軍がボイジャーの名前で運用しており、フランス、スペインも採用するなどNATOの標準空中給油機としての地位を築いています。また、フランスとドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、スペインが参加する欧州航空輸送軍団(EATC : European Air Transport Command)が組織され、各国の輸送機・空中給油機をシェアする動きが加速しています。

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