スウェーデンのCTTシステムズは2014年12月23日、同社の客室加湿システム「CTT CAIRシステム」を受注し、BBJ787のVIP2機に2015年秋にも搭載すると発表しました。BBJ 787でこのシステムの受注は初めてで、客室の快適性をさらに高めることが出来るとしています。
CAIRは結露を発生させることなく、乾燥しがちな航空機の客室を地上に近い状態に保つ様に加湿することで、乗客が快適に過ごすことができます。乾燥によって引き起こるとされる疲労、時差ぼけ、乾燥肌、ウイルスなどを押さえることも出来るとしています。
今回の受注で、CTTはエアバスのACJ、ボーイングのBBJをあわせ、70機にCAIRシステムを導入しています。