ヘルシンキ空港は2015年夏、「Ring Rail Line」の開設により、長らく待ちわびた列車での接続が可能となり、空港とヘルシンキ・シティセンター間の接続が便利になります。
ヘルシンキ空港を管理するフィンナビア(Finavia)によると、列車アクセスの導入は、過去15年間で最も重要なサービス改善の1つであるとし、世界規模の空港としての地位が強化されるとコメントしています。フィンナビアは、2020年までに毎年2,000万人の搭乗者に対応できる空港開発プログラムを既に開始しており、「Ring Rail Line」の開設はヘルシンキ空港の発展促進に重要だと認識しています。
この路線の開通により、空港とヘルシンキのシティセンター間の接続が便利になるだけでなく、今までロシアからフライトを利用していた乗客は、サンクトペテルブルグからヘルシンキ空港まで列車でアクセスすることができるようになり、新しい旅行の選択肢が提供されます。また、空港周辺地域で働く人々にとっても重要な役割を果たすほか、アヴィアポリスなどのビジネスエリアの発展を促進します。
2009年から建設が始まった「Ring Rail Line」は、2015年夏にヘルシンキ空港/ヘルシンキ・シティセンター間の運航を開始し、18キロメートルを約30分で結びます。
詳しくは、フィンナビアのウェブサイトを参照ください。