カンタス航空は2015年1月17日、アップグレードが完了したA330の国際線仕様機が運航を開始しました。初便はメルボルン発シンガポール着のQF35便でした。カンタス航空は12月に国内線仕様のA330の導入を初めており、これに続くものです。
新しいA330のシートは、ビジネスクラスは離発着時もリクライニングのままで利用することができる設計で、エコノミーは次世代モデルのレカロ・シートを導入しています。これにあわせ、最新の機内エンターテインメントを楽しむことができます。
カンタス航空はブリスベンでリニューアル作業を進めており、28機のA330のうち2015年末までに半分の14機のリニューアルが終了、2016年までには全機が完了する計画です。
なお、カンタス航空は国際線でシドニー、メルボルン、ブリスベン発着のシンガポール線、シドニー、メルボルン、ブリスベン発着の香港線、シドニー発着のバンコク、ジャカルタ、マニラ、ホノルル、上海線をA330で運航しています。