アメリカ海兵隊初のF-35「C」、エグリンAFBに到着

アメリカ海兵隊初のF-35「C」、エグリンAFBに到着

ニュース画像 1枚目:アメリカ海兵隊のF-35C
© Lockheed Martin Corporation
アメリカ海兵隊のF-35C

アメリカ海兵隊が初めて受領した空母艦載型のF-35C「Bu/No. 169031」が、2015年1月13日、テキサス州フォートワースのロッキード・マーティン社工場から、フロリダ州エグリン空軍基地(AFB)に到着しました。

F-35Cは、第501海兵戦闘攻撃訓練飛行隊(VMFAT-501)分遣隊長のJ.T."タンク"ライアン中佐の操縦で到着し、アメリカ海軍唯一のF-35転換教育部隊である第101戦闘攻撃飛行隊(VFA-101)に配備されました。VFA-101には海兵隊のF-35Cが5機配備される予定で、その最初の1機になりました。パイロットの訓練に使用されます。

アメリカ海兵隊は、急造飛行場や強襲揚陸艦から作戦するため、短距離離陸垂直着陸(STOVL)型のF-35Bをおもに装備しますが、海軍と海兵隊の戦術航空戦力統合計画にもとづき、空母から作戦するF-35Cも海兵隊は装備します。

F-35Cは、F-35Bに比べて航続力が25%優れ、ウエポンベイも大きくなっています。今までも海兵隊のF/A-18が海軍の空母航空団に派遣されているように、海兵隊のF-35Cも空母航空団に派遣されパトロール航海に参加します。

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