シンガポールの格安航空会社(LCC)スクートは2015年2月5日(木)、同社初の787-9による営業運航を開始しました。愛称「ドリーム・スタート」の機体記号(レジ)「9V-OJA」で、シンガポール発パース着を運航しました。パースには2月5日18時15分に到着し、ウォーターキャノンで迎えられました。
パース空港と西オーストラリア州政府観光局の関係者が「ドリーム・スタート」とその乗客を歓迎しました。スクートのキャンベルCEOは、「長年の準備の末、営業飛行を実現できた。パースに歓迎してもらい、スクートの歴史の1ページを飾る出来事になった」とコメントしています。
スクートは今後、19機の787を受領する計画で、現在の保有機数からほぼ3倍となることから、スクートにとって787はまさに「ゲーム・チェンジャー」になるとしています。また、新たなデスティネーションへの就航、増便など実施していくとしています。
なお、2月6日(金)には787-9を香港線に投入しています。スクートは2015年8月にかけて787を徐々に各路線に投入し、保有機材を全て787に更新します。