アメリカ海軍のC-20A、飛行機の墓場行きから一転して大学へ寄贈

アメリカ海軍のC-20A、飛行機の墓場行きから一転して大学へ寄贈

ニュース画像 1枚目:イリノイ州に到着したCATBIRD
© U.S.Navy
イリノイ州に到着したCATBIRD

アメリカ海軍が高官輸送用に使用してきたC-20A(ガルフストリーム III)が退役し、2015年2月3日、南イリノイ大学に寄贈されました。

寄贈されたC-20Aは、もともと空軍が1982年から高官輸送用に使用していたもので、海軍予備役に2004年に移管されました。

この機体に乗るのが海軍の指揮・統制に関わる高官であることから、高いところにとまるネコマネドリに例えて「CATBIRD」と呼ばれるようになり、海軍で4,000時間飛行しました。

2014年12月に海軍は、老朽化を理由に退役を決め、アリゾナ州デビスモンサン空軍基地(AFB)の「飛行機の墓場」に送られるところでしたが、南イリノイ大学で未来の技術者を養成するための第二の人生を送ることになりました。

通称のCATBIRDに引っ掛けて「猫が九死に一生を得た」と記事を配信しています。

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