ルフトハンザ・グループは2015年3月4日、ベルリンで開催される世界最大の旅行見本市「ITBベルリン」にあわせ、2015年10月25日から新ブランドに生まれ変わるユーロウイングスの予約を開始したと発表しました。
ユーロウイングスの国際線はケルン・ボン空港を拠点に運航され、「格安航空会社」プランド通り最安価格は99.99ユーロ、3月5日現在の為替レートで13,300円程度からと設定されています。行き先はカリブ海でバラデロ(キューバ)、プンタ・カナ(ドミニカ共和国)、ドバイ、タイはバンコク・ドンムアンとプーケット線を運航します。
ユーロウイングスはドイツ国内、ヨーロッパ域内も運航しますが、同時に長距離路線も運航します。このうち2015/16冬スケジュールは、A330-200を2機体制で運航し、7機まで順次拡大します。この機材の運航は、ルフトハンザとターキッシュ・エアラインズの合弁企業のサンエクスプレス・ジャーマニーが運航します。また、ウィーンも拠点を置くことが発表されており、A320から展開しますが、徐々に拡大します。
ユーロウィングスの運賃体系は「ベスト」「ベーシック」「スマート」の3種類で、「ベスト」が現在のフルサービスに近く、ラウンジ利用、荷物2個の預け入れといったサービスが含まれます。「スマート」は荷物預け入れ料金などを含んだもの、「ベーシック」は必要にあわせてサービスを追加するタイプの運賃です。
この路線設定により、日本からLCCのみでアクセスする場合、エアアジア・エックスやタイ・エアアジア・エックス、スクートなど長距離LCCとアジア域内のLCCを組み合わせ、バンコク・ドンムアンでユーロウイングスに乗り継ぐという新しいアクセス方法ができます。
なお、詳しくはユーロウイングスの予約を受け付けるジャーマンウィングスのウェブサイトを参照ください。