アメリカ空軍が運用する最古のロッキードC-130ハーキュリーズ、「62-1863」HC-130Pコンバットキング、愛称「Iron Horse」が、2015年3月3日、ジョージア州ムーディー空軍基地(AFB)から最後の飛行を実施し、アリゾナ州デビスモンサンAFBのボーンヤードに到着しました。
62-1863は52年間現役で使用され、その間に2万7,533時間飛行しました。この飛行時間はアメリカ空軍のC-130としては2番目の長さです。
最初は1962年に通常の輸送型C-130Eとして空軍に配備されますが、途中EC-130C空中指揮管制センターに改造され、2003年には救難ヘリを空中給油などで支援するHC-130Pに改造されました。
2011年からは、ムーディーAFBの第23航空団に新型のHC-130JコンバットキングIIの配備が始まり、旧型機の退役も進んでいます。