天草エアライン、8月から天草/福岡線のみに減便 新機材導入の訓練で

天草エアライン、8月から天草/福岡線のみに減便 新機材導入の訓練で

ニュース画像 1枚目:天草エアラインが導入する ATR 42-600
© ATR
天草エアラインが導入する ATR 42-600

天草エアラインは2015年3月9日、新機材としてATR42-600を2016年1月ごろに導入すると発表しました。航空機リース会社のノルディック・エイビエーション・キャピタル(NAC)が2014年7月、天草エアラインにATR 42-600をリースすると発表しており、2015年第4四半期(10月〜12月)の納入としていました。天草エアラインは、日本で初めて、ATRを導入する航空会社となります。

これに伴い、新機材の導入にあわせた訓練を実施します。同社は全便を運休し、乗務員の訓練を実施することも想定していましたが、天草住民のライフラインとなっていることも踏まえ、運航を継続しながら機材更新を行うことを決めました。住民から全便運休を回避する要望も踏まえたものです。

なお、訓練を行う2015年8月下旬から2016年1月ごろまで、天草/福岡線を1日2往復便の運航とし、現在の天草発8時、福岡発9時、天草発18時、福岡発19時を運航します。これは、日本エアコミューター(JAC)が協業することで、全便運休することなく、新機材へ移行できるものです。

※お詫び:「住民から全便運航を回避する要望」の箇所を「住民から全便運休を回避する要望」と、本文中の誤りを訂正させていただきました。

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