フィリピンの格安航空会社(LCC)のセブパシフィック航空は、エアバス・コーポレート財団と航空国境なき医師団と協力し、同社が受領した最新のA330-300、機体記号(レジ)「RP-C3346」で衣類や医療品などの寄付、2.4トンを輸送しました。3月10日(火)にトゥールーズを出発、3月11日(水)にマニラへ到着しました。
人道支援で輸送された物資は、子どもや赤ちゃん向けの新しい服や靴、テディベア、ペン、教科書、毛布や医療用品です。この物資は、フィリピンで洪水や台風による被害を受けたコミュニティに輸送されます。
航空国境なき医師団は2008年から、エアバス財団のパートナーとして、トゥールーズからのデリバリーフライトを活用し、自然災害の影響を受けた国への支援を行っています。
エアバス財団は、国際人道援助を目的に、世界各地で航空会社やその支援組織とネットワークを築いてきました。新たにデリバリーされる航空機のフェリーフライトを利用し、世界中で必要とされている物資を目的地に輸送しています。2008年の同財団の設立から、これまで救済、支援便を40回、実施しています。