宮城県の村井知事は2015年3月9日、格安航空会社(LCC)のピーチが2017年夏までに仙台空港を拠点化し、国際線の就航も検討するとの発表を受け、歓迎の意を示しています。
仙台空港は民営化に向けた手続きを進めており、年間600万人の利用者を目指しており、その実現にLCCは要になるとの位置づけです。民営化の事業者決定前に、ピーチが拠点化を表明したことは、「民営化に大きな弾みがつく」との考えです。
計画では1機を夜間駐機するものの、これが2機、3機と将来的に増えていけるよう、県も運営権者任せではなく、空港整備を含めた取り組みを進めたいとしています。また、運用時間の延長についても航空局と調整、運営スタッフを含めた対応についても柔軟に進めたいとの考えを示しています。