アブダビ国際空港は2015年3月15日、旅客施設を拡大したターミナル1を公開しました。ターミナルの運用効率を全般的に改善し、空港内を移動する乗客がより速く目的地に到着できるようになりました。アブダビ国際空港は2017年までに、年間の利用可能な旅客数を増やす拡張工事を実施しており、その一環のアップグレードです。
今回の改修で、到着ゲートから入国審査ホールまで350メートルの新しい動く歩道を設けたほか、新たに747などコードEに対応したゲートを9つ追加し、大型機への対応力を高めました。
このほか、X線スクリーニング機を新たに16台を導入し、処理能力は1時間あたり2,000人の乗継ぎ旅客に対応できます。また、ターミナル1の到着客がターミナル3に移動する際にスクリーニングが必要なくなるように導線を改善しました。
アブダビ国際空港ではこれにより、利用者の時間を節約し、よりショップや飲食店、娯楽設備などを楽しむ時間が増え、検査の為に並ぶ時間を減らすことができ、快適に過ごすことが出来るとしています。