スカイマーク、負債総額は2000億円から3000億円か 5月末に再生計画案

スカイマーク、負債総額は2000億円から3000億円か 5月末に再生計画案

スカイマークの経営再建手続きで、2015年3月18日までに届け出された債権者の総額は2000億円超となっている模様です。報道各社により、2000億円から3000億円の範囲の負債総額が伝えられています。

これまでの報道などとあわせて総合すると、債権者とその額はA380の違約金としてエアバスが、約7億ドル、日本円でおよそ840億円、航空機イントレピッド・アヴィエーション・パートナーズがA330のリース契約解除で約9億ドル、日本円でおよそ1080億円などと見られます。このほか、施設を利用する羽田空港の日本空港ビルデングや中部国際空港などです。

スカイマークは民事再生手続の申請時に、負債総額を約711億円としていましたが、A380やA330の購入、リース解約が大きく、暫定的に示されていた額のおよそ3倍は超える負債額となるようです。今後、この債権額はスカイマークと債権者が調整し、東京地方裁判所で負債額を確定し、5月末までに提出する再生計画案で弁済についても含め、計画を提出します。

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