エールフランス-KLM、Eジェット最大34機を追加 フォッカーは退役

エールフランス-KLM、Eジェット最大34機を追加 フォッカーは退役

ニュース画像 1枚目:KLMシティホッパー ERJ-190
© KLM Royal Dutch Airlines
KLMシティホッパー ERJ-190

エンブラエル、KLMオランダ航空は2015年3月30日、ERJ-175を15機、ERJ-190を2機、計17機の確定発注を発表しました。KLMオランダ航空の傘下、KLMシティーホッパーで使用します。契約は17機の確定発注に加え、オプション17機が含まれており、オプション分はKLMシティーホッパー、またはエールフランス航空傘下のHOP!に引き渡しされる機材です。

確定発注はすでにエンブラエルの受注機数に加えられていたもので、カタログ価格で7億6400万ドル、全てオプション権が行使されると15億ドル相当になります。

発注分のERJ-175は88席、ERJ-190は100席仕様のモノクラス仕様で、KLMはフォッカーF70を機材更新し、すでに保有するERJ-190の28機と合わせて運航されます。KLMは80人から110人の機材をエンブラエルのジェット機に置き換えます。

この発注機材のうち、ERJ-190の初号機は2015年内で、12月に2機を引き渡しされる計画です。また、ERJ-175は2016年3月を皮切りに、2016年6月までに順次、引き渡しされる予定です。この契約により、エールフランス-KLMグループでは、Eジェットで71機となり、ヨーロッパでは最大のエンブラエル運航会社となります。

これにより、KLMは80席仕様のF70の19機を退役させます。退役スケジュールはエンブラエルの機材導入にあわせて行い、2018年までに順次、フォッカー機を削減します。これにより、2018年にERJ-190が30機、ERJ-175が15機で構成します。

メニューを開く