台湾陸軍で、導入したばかりのAH-64Eアパッチ・ガーディアン攻撃ヘリコプターをめぐる不祥事が発覚しました。2015年4月5日にTAIPEI TIMESが報じています。
アパッチの教官パイロットである第601航空騎兵旅団のラオ・ナイチェン中佐が、2014年10月のハロウィンパーティーにフライトスーツと6万3,891ドル(約759万円)の照準システム一体型ヘルメット(IHADSS : integrated helmet and display sight system)を装着して参加したことが明らかになりました。
また、ラオ中佐と軍高官らは芸能人のジャネット・リー氏ら20人を基地に招いて、無許可でアパッチを見学させコクピットで記念写真を撮影しました。これらの写真には軍事機密が含まれていた可能性もあるとしています。
これら一連の不祥事はFacebookの投稿で発覚し、捜査が開始されています。また、フォーカス台湾では、この不祥事に日本人1人も関わっていると報じています。