アメリカン航空は2015年4月8日、アメリカン航空とUSエアウェイズのシングル・オペレーション・サーティフィケート(SOC)をアメリカ連邦航空局(FAA)から取得したと発表しました。これにより、運航の一元化し、両社が一体の航空会社となるために必要なマイルストーンとなります。
SOCの取得により、アメリカン航空とUSエアウェイズは、それぞれのポリシー、業務手順を一本化できます。4月8日から、すべてのフライト、メンテナンス、運航管理業務の大半が同一となり、航空管制の連絡はアメリカン航空、USエアウェイズの全便が「American」のコールサインとなります。
SOC取得作業は、700名超のスタッフで構成するチームにより、アメリカン航空、USエアウェイズの双方から持ち寄った465種類のマニュアル、ポリシー、業務手順、プログラムについて、1つ1つを検証し、新たに統一する航空会社に採用するものが選択されました。
アメリカン航空は、統合に向けた重要なマイルストーンを達成したものの、引き続き単一の予約システム、ウェブサイトへの移行、現場スタッフたちの統合へ向けた手続きやチームづくりを進めていきます。