カナダ空軍機の「C」で始まる独自の命名法

カナダ空軍機の「C」で始まる独自の命名法

ニュース画像 1枚目:CF-188Aホーネット
© Royal Canadian Air Force
CF-188Aホーネット

カナダ空軍は、「C」で始まる航空機の独自の命名法について、2015年4月21日に公式サイトで説明しています。

ボーイングC-17グローブマスターIIIですが、カナダ空軍の正式名称はCC-177となります。最初の「C」はカナダの航空機であることを示しています。2番目の「C」は輸送機であることを示し、ほかにはTが軽輸送/練習機、Eが電子支援機、Fが戦闘機、Hがヘリコプター、Pが哨戒機、Uが無人機です。例えばCP-140オーロラの場合、カナダの哨戒機であることが分かります。

ハイフンの後の数字は3桁であることが必要なので、C-17の場合はCC-177になりF/A-18AはCF-188Aになります。C-130のようにもともと3桁のモデルナンバーを持つ機体は、そのままCC-130になります。

最後にその機種のサブタイプを示すアルファベットが追加される場合があります。CF-188Aは単座型のホーネットで、CF-188Bは複座型のホーネット、CP-140Mは近代改修(Modernization)済みのオーロラ、CC-150Tは給油型のポラリスです。

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