ボンバルディアのグローバル5000、初号機引き渡しから10周年

ボンバルディアのグローバル5000、初号機引き渡しから10周年

ニュース画像 1枚目:シアトル上空を飛行するグローバル 5000
© Bombardier
シアトル上空を飛行するグローバル 5000

ボンバルディアは2015年4月21日、同社のビジネスジェットのグローバル5000が運航開始から10周年を迎えたと発表しました。グローバル5000の初号機は、2005年4月18日に引き渡しされました。

2005年の引き渡し時点、グローバル5000は長距離飛行が可能なプライベートジェット機で世界最速を記録しており、これは現在でも保っています。さらに、スラストリバーサーとスラットが装備されていることから高い短距離離着陸能力を誇り、短い滑走路での離着陸が可能なほか、同クラスの機材で最高のアビオニクス、最も広い客室、快適さを保っているとアピールしています。

この10年でグローバル5000は180機が引き渡しされ、30万飛行時間、14万着陸、離発着の信頼性は99.8%を記録しています。また、このグローバル5000は継続的な改善に取り組んでおり、 2016年にはKaバンドサービスでインターネット接続を提供するビジネスジェットとなる予定です。

なお、2015年2月現在で、グローバル・ファミリーは600機超が運航されており、計150万飛行時間、57万サイクルを記録しています。

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