運輸安全委員会、2013年のANAウイングスJA462Aの落雷事故で報告書

運輸安全委員会、2013年のANAウイングスJA462Aの落雷事故で報告書

運輸安全委員会は2015年4月23日、ANAウイングスのDHC-8-400、機体記号(レジ)「JA462A」が2013年11月29日に落雷による機体損傷を受けた事故の調査結果を発表しました。

この「JA462A」は、ANA4915便として福江空港に進入中、同空港の北東約20キロメートルの高度5,300フィート付近で被雷し、雷の放電により生じた強い衝撃波により機体を損傷しました。機体には、機長ほか乗務員4名、乗客36名の計41名が搭乗していましたが、負傷者はいませんでした。

調査結果では、原因として、着陸進入中に雷の放電により生じた強い衝撃波を受けたため、機首左上側アクセスパネルの後方の外板、さらにその外板を支持する内部構造の部材が損傷した可能性があるとました。この損傷により機体左側のパネルが15センチメートルほどめくれる状態に至ったとの見方を示しています。

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