三沢のF-16Cがレッドフラッグ・アラスカに参加中

三沢のF-16Cがレッドフラッグ・アラスカに参加中

ニュース画像 1枚目:35FWのF-16C。翼下のAGM-88 HARMで敵防空網を制圧するSEAD、別名ワイルド・ウィーゼルが主な任務
© Photo by Jake Melampy / USAF
35FWのF-16C。翼下のAGM-88 HARMで敵防空網を制圧するSEAD、別名ワイルド・ウィーゼルが主な任務

青森県の三沢基地に配備されているアメリカ空軍第35戦闘航空団(35FW)第13戦闘飛行隊(13FS)のF-16Cが、現在アラスカ州のアイルソン空軍基地(AFB)とエルメンドルフAFBで開催されているレッドフラッグ・アラスカ合同演習に参加しています。三沢基地の公式サイトが2015年5月4日に紹介しています。

レッドフラッグは1975年から開催されている実戦に則した演習で、さまざまな基地からさまざまな部隊が集まって戦術と人材を統合する能力を試します。レッドフラッグ・アラスカは、アメリカ軍最大の面積を誇る演習場で太平洋空軍が開催するものです。2週間にわたり500名以上の人員と50機以上の航空機が、シナリオに沿って連日複数のミッションを演練します。

13FS飛行隊長のルーク・キャスパー中佐は、「パイロットは最初の10回目までの出撃が最も危険なことが過去のデータで明らかになっている。レッドフラッグは危険な10回を実際の戦闘に近い環境で行うよう設定されている」と話しています。

35FWのF-16Cは、アイルソンAFBの第353戦闘訓練中隊(353CTS)が運用する対空機関砲や対空ミサイルを制圧するワイルド・ウィーゼル任務が与えられます。演習は5月中旬まで実施されます。

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