住友精密工業は2015年5月21日、ロールス・ロイスが開発するトレント7000(Trent 7000)エンジンで、熱交換器の設計・開発・製造、アフターマーケットのプロダクトサポートを行う契約を締結したと発表しました。
トレント7000は、エアバスが開発を進めているA330neoに搭載されるエンジンで、787に搭載されているトレント1000エンジンの信頼性や実績、A350に搭載されているトレントXWBのエンジン効率技術を組み合わせます。これにより、現在のA330に搭載されているトレント700エンジンと比べ、燃料消費率が10%改善、騒音半減を実現します。
住友精密工業は30年以上にわたるロールス・ロイスとの関係から、Trent 1000エンジン、Trent XWBシリーズなど、民間機用エンジンの熱交換器の開発・量産・プロダクトサポートを手掛けています。