フィンエアー・グループは、導入を予定しているA350 XWBのエコノミー、ビジネスクラスの機内デザインが、「International Yacht & Aviation Awards(国際ヨット&航空機賞)」で、「COMMERICAL CABIN - ECONOMY/ BUSINESS CLASS」に選出されました。
国際ヨット&航空機賞は、イギリスの大手インテリアデザイン誌が主催する賞で、授賞式はイタリア・ベニスで行われました。業界専門家、同誌の読者や関連企業、利用客など幅広い関係者の投票によって決定された賞です。
フィンエアーのA350は、ヘルシンキのdSign Vertti Kivi & Co社が手掛けたデザインで、フィンエアーのコンセプト「Space Alive」を採用した客室です。時間帯、行き先、季節に合わせて色彩や照明、雰囲気がダイナミックに変化し、長距離線で快適な時間を過ごすことが出来るように工夫されています。
また、北欧風デザイン、質の高い素材を採用しているほか、機内に導入されたLED照明システムを活用した創造的な空間の演出が高い評価を受けました。照明は24種類の異なる空を描き出すことができ、日の出や日の入り、雲の動き、眠気を誘うオーロラのダンスや北極の光と、フライトの進行にあわせ機内の雰囲気を変えます。
フィンエアーはA350 XWBを19機発注し、2015年後半に最初の4機が納品され、10月25日から、ヘルシンキ/上海線でデイリー運航を開始します。