アリタリアの新ブランド、「イタリア」基本にサービスをアップグレード

アリタリアの新ブランド、「イタリア」基本にサービスをアップグレード

ニュース画像 1枚目:アリタリア航空の新塗装 Youtubeの画面キャプチャ
© Alitalia
アリタリア航空の新塗装 Youtubeの画面キャプチャ

アリタリア航空は2015年6月4日、新しい塗装、ブランドを発表、あわせて新しいビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの機内、地上サービスのアップグレードを発表しました。アリタリア航空はこれを受け、同社再生とイタリアの象徴としてサービスを展開します。

一連の新ブランド、新サービスはローマで、イタリアのマッテオ・レンツィ首相やエティハド航空のジェームズ・ホーガンCEOをはじめ、1500名超のアリタリア航空スタッフなどが参加し、発表されました。イベントで披露されたA330-200、機体記号(レジ)「I-EJGA」は6月5日、ローマ発アブダビ着で初飛行し、その後はミラノ線に使用されます。

機体塗装では胴体に描かれていたグリーンの帯が無くなるのは、46年ぶりのことです。これにより、イタリア国旗のグリーン、レッド、ホワイトをいっそう強調するトリコロールとし、「Alitalia」のロゴを近代的で非斜体スタイルの書体を採用し、その信頼性をアピールします。

これにあわせ、機内の設備も一新します。新しいビジネスクラスは、イタリアの家具メーカーのポルトローナ・フラウ(Poltrona Frau)によるデザインで、革張りのフルリクライニングシートを設置します。機内食はイタリア料理を基本に提供し、それぞれの旅客にあわせ、好きな時間に提供する様に変更し、機内カートでのサービスをなくします。

プレミアムエコノミーは、そのサービスが大幅にアップグレードされ、食前酒、ホットタオルの提供や、機内食や飲み物の選択肢を増やし、食器も一新されます。また、リクエストによりエスプレッソの提供なども行います。また、エコノミーでもイタリア料理を中心に、ワイン、コーヒーなどのサービスを拡充します。

このほか、長距離路線の機材として使用するA330、777にWi-Fiの導入とLiveTVを開始し、常時インターネットに接続することが可能になります。

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