エアバス、アルゼンチン航空とメンテナンス・トレーニング施設で提携

エアバス、アルゼンチン航空とメンテナンス・トレーニング施設で提携

エアバスとアルゼンチン航空は2015年6月8日、ブエノスアイレスのアルゼンチン航空施設に南米で初めてとなるエアバスのメンテナンス・トレーニングの施設を設けることで合意し、戦略的提携を締結しました。

両社が設立する共同事業は、A320、A330、A340のメンテナンス、エンジニアリングの訓練サービスを提供し、そのトレーナー、技術指導などはエアバスの基準を保つものとします。この共同事業では、アルゼンチン航空にOEMによるメンテナンス・トレーニングの提供と共に、同社以外の訓練も支援します。

契約では、アルゼンチン航空のインストラクターをエアバス・メンテナンス・トレーニング・オーガニゼーション・エクスポジション(MTOE)へ統合するほか、エアバスの訓練コース、教本、各種ツール、実際の航空機での訓練なども含まれます。これにより、最高水準の技術トレーニングを提供する環境を整えます。

アルゼンチン航空は、1994年にエアバスのA310-300を導入し、2015年2月にはA330-200新造機を導入するなど、A330を6機、A340を8機、保有、運航しています。

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