日本航空(JAL)は、2015年7月1日から適用する、日本発国際貨物燃油サーチャージを国土交通省に申請しました。2015年5月のジェット燃料の平均価格が1バレル当たり77.76米ドルドルとなり、燃油指標価格は「75.00以上80.00未満」にあたることから、6月末までの徴収分から適用条件表で1段階分、値上げとなります。国際貨物の燃油サーチャージは2015年4月から6月まで同額が続いていました。
7月以降の路線別の燃油サーチャージ額は、アメリカ路線・ヨーロッパ路線など遠距離路線は1キログラムあたり52円から59円、アジア遠距離路線は39円から45円、アジア近距離路線は28円から33円に、それぞれ値上げとなります。
なお、貨物燃油サーチャージ額は毎月改訂されており、シンガポールでのジェット燃油価格の前々月の平均値を燃油指標価格として決定しています。